サラリーマンがタイヤを手組みしてみた(組み付け偏)
タイヤを組むということ
簡単にいえば、外すことと逆のことをすればよい、ということになります。そしてタイヤはゴムです。多少なりとも伸びたりねじれたりしてくれます。(アジアンタイヤは特に)タイヤを外すときにも言いましたが、肝心なのはホイールのスリバチ状のところを使うことなのです。
とは言っても、組む時の方がちょっとコツが必要です。やっていくとタイヤレバーは何本あってもいいかなって思ってしまいます。しかし、いかに少ないタイヤレバーでタイヤを組むめるか、というところが貧乏サラリーマンの腕の見せ所になるのです(笑)
1、タイヤの内側を入れる
タイヤを手組みするうえで一番必要なのが、潤滑剤です。ゴムは摩擦が非常に強い為、潤滑剤をつかってタイヤを上手く導く必要があります。
本当であれば、タイヤワックスなる物があり、それをビートに塗るのがセオリーとなっております。しかしながら、お店でもないのにそんな高級なワックスなんていりません。ホームセンターに売っている潤滑剤で十分です。欲を言えば、すぐに乾燥しないグリース系がいいです。
しっかりと潤滑剤を塗布します。そしてINとOUTをしっかりと確認してタイヤを斜めにしながらタイヤに押しつけると・・・あら不思議。
タイヤレバーを使わずにタイヤが入ってしまいます。特にアジアンタイヤは一瞬でハマってしまいます。何度も言いますが、コツはタイヤを斜めに入れるです(笑)
タイヤを回しながら押しこめば、画像の通り片側がはまります。
2、タイヤの外側を入れる
さぁ、最後の難関です。ここでは、サブの鉄製タイヤレバーも使用していきます。タイヤを画像の様に斜めにし、ビートが溝に落ちやすいようにタイヤレバーを引っ掛けて置きます。これが起点となります。
起点になったタイヤレバーを基準に、逆側をレバーで入れてきます、この時、あまり欲をかかずに、すこしずつ入れていくのがベストかと思います。
さらにもう一本タイヤレバーを入れていきます。
もう1本のタイヤレバーを入れたら、最初に入れたレバーがフリ―になりますので、ちょっと先に差し込みます。これをすこしずつ繰り返していきます。最後の方は、ちょっと力ずくになってしまいますが、コツは、タイヤのビートを落としておくという点です。
今回は、タイヤレバー2本+鉄レバー1本でしたが、タイヤレバーは3本以上あると最後の方が楽になります。また、最後の方はホイールとタイヤの間にレバーが入りずらくなるので、タイヤレバーを複数所持しているならば、あらかじめタイヤレバーを差し込んでおくのも一つの手です。
3、ビートを上げる
ここまでくればもう終わったようなものです。最後は機械にお任せです。ちなみにこのコンプレッサーはバッテリーから直接電源を取れるので、5㌔位までエアを張ることができます。
極端な引張りタイヤの場合は、爆発やガムテープを使用するなどの方法もありますが、8.5Jに225を組む場合は、特になにもせず空気が入ります。このコンプレッサーの場合、約3分くらいでビートが上がります。
ガソリンスタンドでエアーを入れれば、1分くらいでビートが上がります(笑)
手組み完了しました
というわけで、サラリーマンでも無事手組みが完了しました。バランスはとらないのかって??とりません!というか、とれません(笑)しかしながら、高速道路で100~120km/hで走るくらいであればほとんどブレません。最近のアジアンタイヤは結構しっかりできてます。
もしバランスを気にするのであれば、バランスを取るよりハブリングを追加することをお勧めします。純正ホイールはハブとホイールがしっかり固定されていますからね。
慣れてくれば、4本交換して、約1時間くらいですかね。ちょっと疲れましたが、冬でも軽く汗をかくほどのいい運動です(笑)仕事で動かない分、こういうところで動かなければ・・・・。
みなさんも、レッツ、手組みトライ!!・・・・しませんよね(笑)
※手組み方法には色々な方法があり、これは方法のごく一部です。
また、怪我をする恐れが十分にありますので、注意してください。
この方法でホイールを壊しても、NC.NRでお願いします(笑)
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